地盤改良
沈下修正工事
その不具合…、家の傾きが原因かも!?
沈下修正工事とは、地盤沈下や地盤不良、地震などの土地の変化により傾いてしまった建物を、基礎ごと持ち上げて正常な状態に修正します。地盤状態や沈下の進行状況等により選択する工法が変わります。
また、今までの沈下修正工事ではなんらかの理由で再沈下してしまった場合、再沈下の修正工事費用はお施主様負担となってしまい、それは精神的にも費用的にもかなり大きな負担となっていました。
弊社ではそうした問題を解消すべく、新しく沈下修正工事に対しても、GIR社で10年保証ができる事となりました。詳しくは地盤保証ページへ。
地盤のリスク(基礎・地盤に起因する事故と保険金額)
従来の地盤改良工法はセメントを使用するため、発ガン性物質(六価クロム)が発生する恐れがあります。そこで現在は、セメント以外の材料(砕石・シート・木材)を使用する新型の工法に注目が集まっています。
不同沈下がもたらす身体への影響
私たちへの不同沈下の相談のキッカケに「お住まいの方の身体の不調」があります。人間には、本人が意識していなくても常に身体を平衡に保とうとする機能が備わっています。
しかし、不同沈下した家で生活していると「視覚的に感じる水平」と「内耳にある三半規管が感じる水平」に誤差が生じ、人間の平衡メカニズムに狂いが生じます。
その期間が短期間であれば「なんか変だな」とか「頭痛がするな」程度で済む事が多く大事には至りませんが、毎日不同沈下した家で生活していると知らず知らずのうちに「自律神経」に不調を来していきます。
その身体的症状は「目まい」「立ちくらみ」「頭痛」「耳鳴り」「肩こり」「倦怠感」「吐き気」「不眠」など自律神経 失調症の症状そのものであり、ひどい場合には寝込んでしまう方までいらっしゃいます。
精神的症状としては、不安感や憂うつ感、イライラやあせり、集中力の低下などさまざまです。 また「更年期障害」によるものと勘違いされる方や、そのまま「慣れてしまう」方もいらっしゃいます。
特に、お子様がいらっしゃる家庭では注意した方が良いといえるでしょう。
なんだか最近体調が優れないとか、引っ越してからなんだか調子が悪いという方は一度、建物の「不同沈下」を疑ってみてはいかがでしょうか? 病院の先生でも、家の傾きまでは突き止める事は不可能ですから「長年の不調の原因は家の傾きだった」という可能性があります。
新築住宅でも既存住宅でも、新たに不同沈下している可能性があります。
沈下修正工事工法一覧
アンダーピニング鋼管圧入工法
建物基礎下を掘削し、建物荷重を利用して支持層まで鋼管杭を打設する工法。最も確実で再沈下の可能性も小さく、10年確定補償を付保することが出来る。
適用地盤 | 安定した地盤が深い場合 |
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施工期間 | 約1ヵ月 |
メリット | 微調整ができる 地盤保証適用可能(地盤条件有) |
デメリット | 工期が長く、高価 残土処理が発生する |
耐圧版工法
建物基礎下を掘削し、四角い鉄板を地盤に水平に設置し耐圧版の耐力でジャッキアップを行う工法。
適用地盤 | 安定した地盤が浅い場合 不同沈下が終息している |
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施工期間 | 2~3週間 |
メリット | 微調整ができる 地盤保証適用可能(地盤条件有) |
デメリット | 適用範囲が狭い 残土処理が発生する |
土台上げ工法
基礎と土台の固定ボルトを引き離し、土台のみを上げる工法。調整後は再度固定ボルトで基礎と土台を固定する。
適用地盤 | 地盤が安定している 不同沈下が終息してい |
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施工期間 | 1~2週間 |
メリット | 比較的早い 比較的安価 |
デメリット | 再沈下の可能性がある 基礎修復が必要 |
沈下修正工事ご利用の流れ
1.【無料】お問い合わせ(依頼)
お電話、またはメールフォームよりご連絡いただき、担当者が詳しい内容をお伺いいたします。
2.【無料】現場事前調査
担当者による地盤調査前の下見(状況把握)を行います。
3. 地盤調査(SWS試験)
地盤の調査を行い、原因の推測、傾き簡易測定、沈下修正工法の選定のための調査をします。(費用発生)
4. 【無料】御見積り
お客様のご要望と地盤調査に基づき、適切な工法を選び、お見積りいたします。
5. 施工実施
居住して頂いたままでの作業となります。(約2週間から1ヶ月前後)。
6. 工務店により建物修理・補修
修正後に建物自体の修理や補修が必要となります。あらかじめ工務店様とご相談された方がいいでしょう。
7. 報告書提出
実施内容と結果をまとめた報告書を提出します。
8. お客様引き渡し
建物の修正・補修後、お客様へのお引き渡しとなります。