地盤改良
NSVコラム工法
NSVコラム工法とは
NSVコラム工法は「固化材スラリーを面状に充填すること」を特徴とするセメント系固化材を用いた深層混合処理工法で、(財)日本建築センターより建設技術審査証明(BCJ-審査証明-149)を取得した独自工法です。
NSVコラム工法の特徴
- 従来の柱状改良と比べ、強度は1.6倍、変動係数は20%改善!
※ローム地盤にて両工法を比較検証した結果 - 建設技術審査証明を取得(BCJ-審査証明-149)
適用範囲と適用構造物
- 小規模建物*の基礎
- 一般建築物
- 工作物等
改良深度
- 8.0m以下
改良直径
- φ600以下
対象土質
- 砂質土、粘性土、ローム
*以下の条件をすべて満たす建物、および高さ2m以下の擁壁等の小規模工作物
(地上階3階以下、高さ13m以下、軒高9m以下、延べ面積500㎡以下)
固化材スラリーの面状充填とは
固化材スラリーの面状充填とは…下図に示すようにスラリーを地盤内に面状に充填するために、掘削翼上面にスラリーガイドを取り付けることで実現した(特許4072968号)ものです。
この技術は、室内吐出実験や現場での試験によって確立されました。このスラリー充填方法により、改良体外周部まで均一にスラリーを充填することができるため、攪拌効率および断面・深度方向の強度の均一性を確保することができます。
下記画像の赤い部分が固化材が吐出された部分。外周部まで均一に固化しています。