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地盤調査

スウェーデン式サウンディング試験(SWS)

スウェーデン式サウンディング試験とは

スウェーデン式サウンディング試験とは、北欧のスウェーデン国有鉄道が1917年頃に不良路盤の実能調査として採用し、1954年頃建設省が堤防の地盤調査として導入したのが始まりです。1976年にJIS規格に制定され、現在では戸建住宅の調査としてコスト・作業能率がうってつけなのでほとんどの戸建住宅が本試験によって実施されています。

スウェーデン式サウンディング試験の動画による解説

調査データの見方

荷重

0.05⇒0.15⇒0.25⇒0.50⇒0.75⇒1.00(kN)の6段階。

半回転数Na

ロッドの半回転(180°)を1回とし、1mあたりに換算して表示する(Nsw)。

グラフ

貫入量1m当りの半回転数(Nsw)と荷重(Wsw)をグラフにして表示する。グリーンのラインより左が軟弱な層、右が良好な層を表す。

推定柱状図

砂質土や粘性土などの推定土質は、盛土を示す。

換算N値

N値は地盤の硬軟を定量的に示す数値として最も利用されている数値の一つ。

換算qa(kN/m2)

各層の貫入状況(自沈状況、回転数)から地盤の支持力(qa)を算出。